母は料理が好きで、食器にもこだわる人。
クラシックな洋食器、味わいのある和食器、シンプルな北欧系食器…と年々その量は増える一方で、食器棚の中は積まれた食器でいっぱい。ぎゅうぎゅうといってもいいほどでした。
「こんなにたくさん使うの?少し処分したら?」
と言っても、
「全部使ってる!料理に合わせて選ぶんだから!」
と意固地になります。確かに料理に合わせて選んでるのでしょうが、とてもこの量をローテーションで使いこなしてるとは思えませんでした。
「じゃあ、捨てるのが嫌だったら、売るのはどう?セットのやつとか需要があると思うし、たとえば5枚売って代わりにまた新しく気に入ったお皿を1枚買う、とかにすれば、量は減るし、新しいのも買えるよ」
と言ったらこれは響いたようで、
「お金になるなら悪くないかな…」
と、いるものいらないものを分け始めました。きっと、本当は片付けたかったんだと思います。
近所のリサイクルショップは、1軒目は使用済み食器は買取不可とのことで引き取ってくれませんでしたが、2軒目は買い取ってくれました。ブランド食器が多かったのが効いたようです。
買った時の値段には遠く及ばないとはいえ、片付いた上にお金ももらえて母はにっこり。
「今度はどんなお皿を買おうかしら」と浮かれています。